全工程をたった一人で黙々とこなす本間さん。
ご自分の作品にはとても厳しい目と、とても温かい愛情を持っています。
土と話し、水と相談し、火に想いを託す・・・。
そんな作品はたくさん作ることが出来ません。ぜひ足を運び、手にとってごらん下さい。

火土水窯は使った時が美しい
器はもちろん出会って気に入るから手に入れるのですが、使ってみてまた好きになり、何度も使って手離せなくなるのが火土水窯の器です。
 
   
 
   
  

プロフィール
 ひ と み
火土水窯 山形県鶴岡市苗津町5−43 本間重晴(ほんま しげはる)

 1949年 山形県鶴岡市に生れる
 1997年 文化学院芸術専門学校陶磁科入学
 2000年 同校卒業
 2001年 鶴岡市に築窯、独立


 東京で陶芸教室の先生にでもと思っていたのだが、幸運にも故郷に窯を築く事ができそれ以来、晴陶雨陶の毎日です。

 私が作るやきものは粉引きと言って、鉄分の多い赤土に磁器質の白い化粧泥を掛けて焼くと言う昔からあるシンプルな表現方法のひとつです。シンプルがあるがゆえに奥が深く簡単ではありません。赤土の選択と調合、化粧泥の調合と濃度、透明釉の調合、さらに窯の焚き方と無数に絡み合いやっと満足に近い物が出来ます。

 また、やきものの化粧は赤土を白土で覆い隠すだけでなく、赤土の粘土の持っている暴力的な部分を表出させることでもあります。

 まだまだ稚拙で、課題も多々ありますが、シンプルで静かで力強く、表現が表情になっているものを目指し、失敗から学びながら、しっかりとした普通の器を作りたいと思っています。今後ともよろしくお願い致します。